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2005年10月18日

無意識の植民地主義―日本人の米軍基地と沖縄人

無意識の植民地主義
ポスコロ本だと言われればそれまでですが、ボクの頭に衝撃をもたらしてくれた一冊であることは間違いありません。沖縄における米軍基地問題は全ての日本人の原罪であるという感覚の存在を教えてくれた一冊です。しかしながら「好きな本か?」と問われれば答えはNO。「あんたは健忘症か」とツッコミたくなるほど同じ人間の言葉ばかり引用していたり、論理的には納得できない情緒的なレトリックが多用されていたりと、人に見せる文章としての煮詰まり具合が甘いです。挙げ句の果て「昨今の沖縄ブームは沖縄文化を搾取している」などというある種の暴論が飛び出す始末(え?暴論でしょ??)。内容の是非を別として、読み通すのがちょっとしんどい本であります。エモーショナルな部分をおさえて、冷静に議論を展開していれば…との思いを禁じ得ません。惜しい。

ま、そうはいっても、仮にこの本をスルーしていたら、一部の沖縄の方々の非沖縄人に対する厳しい目線の意味合いというのは永久に知覚できなかったかもしれません。そういう意味では必読の一冊なのかもしれません。



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