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2005年11月02日

おっちゃんの火影

ボクが小学生の頃と言えばバブルの真っ直中。ちょっと擦ったクルマのサイドミラーの修理代に「4万円」などと平気で言われた時代でした。世の中みんなが浮かれていたとは言うけれど、「今は景気がええからねえ」と悲しい話題を口にするかのような母親の暗いトーンが何故か印象深く残っています。

その小学生の頃、周囲のオトナ達が口にした言葉で一番印象に残っているのは親戚のおっちゃんによる珠玉の格言。

今は景気がええからみんなメチャクチャやけどな、こうなったら景気悪なったらどうするか考えとかなあかんねん。ええときは悪なったときのことを考える、悪いときは良うなってからのことを考える、それが商売をしていく鉄則や。先読んで動かな金は稼げへん。まぁまだ意味分からんかもしれんけどよう覚えときや

いやいや、ちゃーんと意味は分かりましたとも。だからこの歳になっても言われたときのシチュエーションまでしっかり覚えてます。商売人だから説得力があったおじさんの言葉、小学生のボクの胸にすらアツく響き、そして社会人になった今もしっかりと残っています。

そして先日、久々にそのおじさんの噂を聞きました。薄い我が親戚付き合いの中でどうしてるのかちょっと心配でしたが、おじさんは変わりなく元気と聞いて安心しました。ただし、ここ10年くらいずっとニートだったそうです。毎日フツーにおウチにいらしたそうです。

もうすぐ還暦、おっちゃん、がむばれ。。。


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