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2005年11月10日

京橋クオリティ

下手すりゃ2時間立ちっぱなしというカラダにイクない通勤が始まって早半年。貴重な読書時間と割り切れば悪いことばかりでもない気もしてきます。その通勤の中で密かに楽しみなのが京橋、この京橋で乗り換えるわずかな時間が毎日の生活に確かな潤いを与えてくれているようです。たぶん。

京橋といえば大阪界隈でも比較的ディープなエリアですが、そこで目にする人々はその期待を裏切らない濃さを持ちます。脚を組み替えることだけを目的に座っているかのようなオネーサンたちに、住所も仕事もなかろうオバハン集団のやたら豪勢な酒盛り、看板持ちのバイトをしながら早口の宇宙語で会話するオッサンたち、そんな人々に昼夜を一切問わずほぼ確実に出会えるのが京橋クオリティ。この目で何を見ても京橋なら許せる気がしてなりません。

しかしながら、先日さすがに声を上げて笑いそうになったのがオッサン同士のストリートファイト、まぁケンカの風景です。街中でのケンカといえば基本は立ち技打撃系と相場が決まっておりますが、そのときに見たオッサン達は両者ともグラウンド(すなわち地べた)で組み合っておりました。なぜ路上で寝技なのか組技なのか、どういう展開で今に至ったのかと脳内で激しくツッコミました。さらにはやたらと動きがノロい。もうグダグダ。怒号がなければニャンニャン中のカップルかと見間違えるほど。そして一番奇妙だったのが両方とも絞め合っているのにお互い全く効いていない様子であること。「うらぁぁ!」などと叫んでいる割に両方とも超余裕と見えて、悲鳴ではなく無意味に威嚇し合う声だけが虚しく響きわたるJR京橋夜11時。もう少し早い時間ならその後しばらく観戦していたかったのですが、帰れなくなると困るのでやむなく退散しました。その後あの2人がどういう結末を迎えたのか想像するだけで夜も寝付けなくなります。

さぁ、明日の京橋では一体何が待っているのか、そう思うだけで憂鬱な通勤が少し楽しくなりそうです。



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